こんにちは、がっちゃんです。
2021年2月19日に15年間利用してきた給湯器をエコウィルからエネファームに変更しました。まだ、3ヶ月弱の運用ではありますが、我が家の光熱費がどのように変化したのか検証します。
1.ガス代
元々我が家は、ガス代は冬のガス温水式床暖房を利用している時以外は、毎月同額のガス代のようです。今回の運用期間が、春先から初夏に掛けての時期であり、ガス代については、毎月の金額に大きな変化はありませんでした。
2.電気代
なんと電気代には、大きな変化が見られました。
嫁さんから、「3月、4月の電気代が、例年に比べ2千円〜3千円安いんだけど」と言われ、調べて見ると、確かに電力消費量が昨年と比較して、明らかに減っています。
(1)月毎の確認
以下のグラフは、年間の電力消費量を表すグラフです。赤の折れ線グラフが、昨年の電気消費量を表しています。黄色の棒グラフが、今年の各月の電気消費量を表しています。
5月は1週間しか経過していないので、5月は比較対象から外しますが、3月、4月は、明らかに減っています。
(2)日毎の確認
以下のグラフは、月毎の電力消費量を表すグラフです。黄色の棒グラフが、去年の5月の日毎の電気消費量を表しています。赤の折れ線グラフが、今年5月の日毎の電気消費量を表しています。
明らかに日々半分の消費で過ごしているようです。
(3)電気代が下がった理由
電気代が安くなった正体は、エネファームが一定量の電力を発生しているからのようです。
下の写真を見てみると、現在0.65KWの電力を消費しています。その内、電力を購入しているのが0.1KW。0.55KWは、エネファームが電気を発生させています。
エネファームは、都市ガスやLPガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて、電気をつくり出します。このとき発生する熱でお湯を沸かし、給湯などに利用。エネルギーを有効活用するので、省エネにも大きく貢献します。(引用:日本ガス協会)
エネファームは、一定量の電力量を供給してくれるため、電気代が安くなったと言うことですね。
上記効果を最大限に発揮できるのは、常時0.55KWの電力を利用している時期という事になります。我が家では今の時期が年間を通した場合、エアコンや暖房器具を利用しない季節のため、最も電気代が掛からない時期のようです。仮に電気代が3千円/月安くなったとすると、3万6千円/年となります。10年間使い続けると36万円の効果が望めます。
3.現時点での評価
ガス代については、現時点では変化がありません。ただし、床暖房を利用している我が家では、冬はガス代が高くなります。今回、エネファームを設置したことにより、高ジェネ利用のガス料金の対象となるため、エコウィル利用時とそんなに変わらないと思われます。採用前のシミュレーションで、もしエコジョーズを採用していた場合、床暖房利用世帯では、年間で3万〜4万円のガス代の差が出てくるとの事でしたので、ガス代が10年で30万〜40万円の違いが出てくる事になります。電気代の評価が10年間で36万円の効果です。
エネファームの購入金額が72万円(値引きの代りとして、ガラストップのガスコンロをサービス)だったので、10年使えれば元は取れるかもね。
また、エネファーム状況については、記載していきます。
おしまい。