書籍の紹介!島田太郎氏による「Scale Free Network ものづくり日本だからできるDX」

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こんにちは、がっちゃんです。

本日は、書籍の紹介をします。島田太郎氏による「Scale Free Network ものづくり日本だからできるDX」です。

以前、東芝のイベントにて島田氏のセミナーを聞いてみて、彼の話しに興味を持ち購入しました。私が所属するメーカー系企業の偉い人の考えとは違い、投資家的な発想、経営方針を持たれているように感じました。

島田太郎氏
東芝執行役員常務・最高デジタル責任者。90年に新明和工業に入社し、航空機器開発に携わる。PLM(製品ライフサイクル管理)を手がけるシーメンスPML(当時SDRC)へ。同社の日本法人社長を経て、シーメンスのドイツ本社に勤務。その後、日本法人の専務としてインダストリー4.0を推進。東芝では、事業のデジタル化の責任者としてDXを推進している。(本書から)

内容はネタバレになるので詳しく書けませんが、これまでGAFA+M(gogle、Amazon、facebook、Apple + MicroSoft)が牽引してきたIT市場、覇権争いの第1回戦が終わり、これから第2回戦に入る。このタイミングで、どう日本が入り込み、勝ち抜くか、島田氏なりに策略を書いた本です。

一見、「GAFA+Mに勝つなんて、そんな事ないでしょ」て思うけど、実際可能性も低いけど、GAFA+Mに立ち向かって行くなんて、夢があるよね。ワンピースの麦わら海賊団が4皇に立ち挑むみたいで。



本書ではアセットのオープン化を勧めており、現時点で取り組んでいる2つの事が紹介されていました。1つは「スマートレシート」、もう1つは「iflink」です。

・スマートレシート
現在、紙で渡されているレシートをスマートフォンデータにして送るというもの。ユーザはあらかじめスマートフォンに専用のアプリをインストールしておき、会計のときに、レジで画面に表示したバーコードを読み取ってもらうと、アプリにレシートが送られてくる仕組み。ユーザにとっては、財布の中でかさばる紙のレシートを受け取らすに済む上、日々の支出をデータとして管理できるようになる。(本書からの抜粋)

これは、POS業界でシェアでTOPを走る東芝テックを軸に東芝データが展開するサービスです。今までは、自社の購買情報しか分からなかった情報が、今後はデータを商売にする事で、他社の購買情報も得る事ができるらしい。また、ユーザの購買情報に対して、近隣の店舗に対しての販売促進を行う事が実現できていくとのこと。

・ifLink
IoT機器やウェブサービスを共通の規格でモジュール化し、つなげれるようにするためのプラットフォーム。「誰でも簡単にIoTが使える」世界を目指し、プログラミングなどの専門知識無しにIoT機器をつなげるサービスとして作られたサービス。(本書からの抜粋)

商売をする場は提供し、そこを流れるデータを上手く活用し、IT業界の覇権を獲得するというもの。

この本では、具体的な対応例の記載はされていませんでしたが、本書に書かれている未来が実現する事に期待しています。

#島田太郎
#Scale free Network
おしまい。

絶対タメになるお金の勉強!本当の自由を手に入れるお金の大学/両@リベ大学長



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